
愛する妻が妊娠したことを知った時の心境について、皆さんは覚えていますか?
私はこれまで2度経験しましたが1度目と2度目で心境が全く異なっていたのでその時の気持ちを記事にしてみました。
その時の年齢や経験数、環境やその人の性格によっても全く違ってくるとは思いますが、女性の方にも「そんなこと思うんだ」と参考にしていただけると幸いです。
1度目の妊娠発覚
妻と入籍して1~2カ月の頃に発覚。
「そんなすぐに出来るわけないと思うけど出来たらいいね~」くらいに考えていた時に妻が妊娠しました。
【喜び:70、不安:30】
喜び
- 父になれる!
- 両親に孫を見せてあげることができる
- とにかくできた事が嬉しい!
- 女の子がいいなぁ
- パパ大好きって言ってほしいなぁ
- もっと仕事頑張ろう!
不安
- まだ心の準備が。。。
- 自分が本当に父になれるのか?
- 結婚生活もまだ始まったばかりなのに大丈夫か?
- 結婚式どうしよう。。。
- お金大丈夫かなぁ
そんなすぐに出来るとは1ミリも思っていなかったので、「心の準備ができてないよ」とは思いましたが、とにかく嬉しくて嬉しくて舞い上がっていたように思います。
地に足がついていないとはまさにこの事かなと言えるくらいに。
ポロっと職場の同僚に言ってしまったり、心拍が確認できる前に両親にも話してしまったり。
結果としてはその妊娠はうまくいかず、流産してしまいました。
その後は後悔しました。
何で周りに話してしまったんだろうとか、妊娠に対する理解不足で舞い上がってしまったことなど、心の準備も父としての自覚も何も出来ていなかったのだと思います。
【振り返り】
やはり『自分の』子供ができると知った時は特別な感情でした。
これまで感じた事のないような喜びを心の底から感じました。
しかし、結果はうまくいきませんでした。
「自覚のない父親の所には子供は来てくれないよ!しっかりやれよ!」という赤ちゃんからのメッセージなのかなと今では思います。
その後は妊娠について奥さんと話し合ったり、自分でも調べたりするようになり、段々と受け入れる気持ちが出来上がっていったように感じます。
二度目の妊娠発覚
一度目の流産から1年後に二度目の妊娠。
今回は1年の妊活期間を経ての妊娠でした。
【喜び:20、自制:60、安心:20】
喜び
- また来てくれてありがとうという気持ち
自制
- まだ喜んではいけない、安心してはいけない
- 心拍が確認できるまではいつも通りでいよう
- 妻の身体の安全が第一
安心
- 自分がちゃんと子供が作れる身体だという事
喜びたいんだけど、まだ喜んではいけない、安心してはいけないという気持ちが非常に強かったです。
とにかくまずは心拍が確認できてから、心拍確認できても9週の壁(*)を越えてからとか、それまでは妻に安静にしてもらって、自分も出来ることを何でもしようと平常心を心掛けるようにしていました。
*9週の壁
妊娠して心拍確認後、心拍停止してしまうこと。大体妊娠9週目の検診で起こりやすいことから「9週の壁」、「魔の9週」と呼ばれるようになったそうです。
そして、1年も妊活をしていると『自分は子供が作れる身体なのだろうか?もしかしたらもう出来ないのでは?』という不安が強くなる中で発覚したことでしたので、自分は正常に子供が作れるんだという事に心から安心した記憶があります。
今回は『子供、子供、子供』という気持ちを意識的に外していたように思います。
自分も奥さんも子供は作れる身体なんだから、「もしダメだったとしても次またチャレンジできる!、大丈夫だ!」と自分に言い聞かせていたように思います。
妊活という義務感からの解放
心から喜べたのは妊娠9週目以降になってからだと思います。
妻が2回目の検診(9週目)でも赤ちゃんが順調に成長していることが分かり、この時は本当に嬉しかったです。
そして、『これで妊娠のための行為をしなくていいんだな…』と思い泣きそうになった事を強く覚えています。
子供は欲しい!だけど行為をしないとダメなのか?と真剣に悩んで奥さんに相談したことが何度もありました。
しなきゃダメに決まってますよ!(笑)
自分は何を言っているんだろうと今では思いますが、それだけプレッシャーに感じていたのだと思います。
(私の場合は精子検査をして問題ない事が分かり、そこで少し自信を持つことができました。結果的に検査の1ヶ月後に妊娠してますので不安な人は利用してみるのも良いかと思います。)
そして、妊活という義務感から解放された〈たかやんJr.〉はなんと絶好調になってしまいました(笑)
義務から解放されたからか、体質改善されて体調が良くなったからなのか理由ははっきり分かりません。
妊娠まで1年かかったのはプレッシャーに弱かったのではないか?と考えてしまいます(笑)もし話せるなら聞いてみたいものです。
最後に
妊娠発覚時の男の気持ちについてまとめてみました。
父としての心構えが出来ている時といない時で気持ちの置き方が全然違ったんだなということを改めて思いました。
私の場合は流産などの経験があったからこそ自分なりに色々調べることもしました。
もしそれがなければ父としての自覚がないまま、いつの間にか子供が生まれていて、何となく言われるがままに子育てをして、それが原因で子供に辛い思いをさせていたかもしれません。
流産は決して良いことではありませんが、本当に良い経験をさせて頂いたと思っています。本当にありがとう。良いパパになるからね。
「とつきとおか」といっても時間が経つのはあっという間です。
今、妊娠が分かったという旦那さんも出来ることはたくさんありますので後悔のないマタニティライフを送ってください。
妊娠は計画的に!!
以上になります。
読んでいただきありがとうございました。