
もし陣痛が来た時、周りに頼れるご主人やご両親がいなかったらどうしますか?
陣痛が来た時の移動手段として、ご主人やご両親などが近くにいて、車を運転できる状態であれば問題はないかもしれません。
しかし、夜中に陣痛が起きてご主人がお酒を飲んでいた場合や、仕事中ですぐには駆け付けられない場合などにも備えておく必要があります。
そんな時に活用したい「陣痛タクシー」について今回はご紹介します。
私の妻も妊娠7ヵ月のため、この機会に登録してみました!
登録内容や登録時の注意点などを合わせて紹介していきたいと思います。
目次
陣痛タクシーとは?
『陣痛タクシー』とは、妊婦さんが事前に家や産院などの情報を登録しておき、陣痛が来た時に産院まで送ってもらうサービスになります。
基本的に24時間対応してくださるタクシー会社がほとんどですので、どんな時でも来てもらえるというのは本当に安心できますね。
しかし、中には夜間時間帯に配送をしていないタクシー会社もあるようですので予め確認しておきましょう!
※陣痛タクシーというサービスがない地域もありますので、「住んでいる地域名 + 陣痛タクシー」で検索してみると良いでしょう。
普通のタクシーではダメなの?
私もそうでしたが、「普通にタクシー呼べばいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、残念なことに以下のような理由で陣痛時にタクシーを呼ぶと、乗車を断られることがあるそうです。
- もし何かあった時に責任が取れない
- 破水などでシートを汚されたくない
気持ちは分からなくはありませんが、ちょっと悲しいですね。。。
このような事態を回避するためにも、事前に陣痛タクシーを登録しておきましょう!!
陣痛タクシーの料金は?
『陣痛タクシー』という名前がついていると、サービス料などを多く取られてしまうのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、いくつかタクシー会社を調べてみましたが、どこも『メーター料金+迎車料金』のみでした。
(別途深夜料金などは加算されます。)
タクシー会社によりますが、破水で車のシートを汚してしまっても、クリーニング代は請求しないと謳っているところもありました。
(防水シートを完備という会社や、タオルをタクシー会社側が用意するというサービスもあるようです)
『迎車料金』はタクシー会社によって、まちまちでした。
- 無料
- 300円(固定)
- 初乗り運賃額を限度とした実車扱い(お客が乗っている状態)
陣痛タクシー利用時に必要なものは?
大体のタクシー会社は『防水のシート(レジャーシートなど)か、大きめのバスタオルの準備をしてください』という注意書きがありましたので準備をしておきましょう。
中にはシート/タオルを全車に完備というタクシー会社もありましたので、そのような会社であればサービスも万全で安心して任せられるかもしれませんね!
飛鳥交通グループの出産送迎タクシーはタオルを用意してくれるようです。
(※妊婦様はひざ掛け用バスタオルを1枚ご用意ください。)とのこと。
https://www.aska-web.co.jp/traffic-service/service/shussan
陣痛タクシー登録の流れ
『住んでいる地域名 + 陣痛タクシー』で検索すると、タクシー会社が出てきますので、サイトに沿って登録していきましょう。
以下登録内容一例です。
- 氏名
- 電話番号
- 緊急連絡先(本人以外)
- 出産予定日
- お迎え先
- お迎え先2(実家等)
- 出産予定病院
(降車場所(必須)や担当医(任意)を記入する箇所などもありました。) - 夜間利用病院(任意)
- 要望欄
登録をすると、タクシー会社からメールや電話で登録完了の連絡が来ますので、それをもって登録完了となります。
陣痛タクシー登録時の注意点
登録するにあたって色々調べていましたが、下記ポイントは必ず押さえておきましょう!!
- 複数のタクシー会社に登録しておくこと
- 出産予定日の2カ月前には登録を済ませておくこと
- 対象地域の確認(出発地)
- 対象地域の確認(到着地)
- 電話で事前確認
複数のタクシー会社に登録しておくこと
1社登録したから安心というわけではありません。
- 必ず電話がつながるとは限らない
→もし同じ時間に電話が殺到していたら? - 破水していると断られることも・・・
→「陣痛タクシーなのに?」と思われるかもしれませんが、実際に断られた経験のある人が私の周りにもいましたので、そんな時は焦らず別の会社に連絡しましょう。
上記のようなケースが起こることは稀なのかもしれませんが、備えておくに越したことはありません。
登録自体は無料ですので、複数登録しておくことをお勧めします。

出産予定日の2カ月前には登録を済ませておくこと
陣痛タクシーの登録は早めに済ませておくことを勧めます。
理由としては、
- 予定日よりも出産が早まる可能性がある
- 登録完了の連絡が「登録後30日以内」というタクシー会社もあるため、登録が間に合わない恐れがある
出産は必ずしも予定通りにいくものではありません。
早産の場合や登録の手続きのことも考えて、出産予定日の2カ月前くらいまでに登録しておくと安心だと思います。
対象地域の確認
出発地(自宅や実家など)と到着地(病院)がそのタクシー会社の対象地域に当てはまっているか、必ず確認しましょう!!
タクシー会社のホームページにどちらも記載されていれば問題ありませんが、『対象地域:〇〇区』としか書いておらず、それが到着地も含めて言っているのかが分からない場合があります。
出発地は対象地域でも、到着地が対応していない地域だと、責任が取れないから断られるなんて事も実際あるそうです。
少しでも不安であれば、聞くのは一瞬で済みますので聞いてしまいましょう!!
電話で事前確認
電話で不明点を確認するという目的もありますが、電話することで『迅速に対応してくれる』会社なのか分かる場合もありますので、事前の電話はしておくべきかと思います。
実際に上記の対象地域について確認するために電話した際に、何度電話しても繋がらない会社と、すぐに繋がり丁寧に説明してくださった会社がありました。
どちらを利用したいかは明白ですね笑
24時間対応の電話番号と通常受付の電話番号は異なるのかもしれませんが、陣痛という緊急時にすぐに電話に出てくれないのでは、不安で仕方ありません。
事前に不明点を解消するついでに、タクシー会社の対応を確認しておくと良いかと思います。
最後に
今回は陣痛タクシーについてまとめてみました。
実際に登録もしましたが、意外と金額は通常の料金と変わらないことやタクシー会社によって対応やサービスも違うことなどが、分かって私としても良かったです。
出産前にできる限りの準備はしておき、万全の状態で出産に臨みたいですね!!
これから出産を控えたママさん、パパさんの参考になれば幸いです。
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
