
みなさん妊娠する確率ってどのくらいかご存知でしょうか?
避妊せず、適切な時期に、夫婦生活を営んでいる場合でも20~30%くらいの確率だそうです。
では不妊とはどのような状態かご存知でしょうか?
不妊の定義は妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間(約1年)妊娠しないものをいうそうです。
私たち夫婦の場合
入籍後から避妊をしなくなる
↓
入籍後1ヶ月くらいで妊娠が発覚
↓
流産する結果に…
↓
1度妊娠できたんだからまたすぐ妊娠できるはず!
↓
そこから1年かかりました。
そろそろ不妊治療も考える必要があるのかな…と調べ始めた頃に授かりました。
これでも早い方だよと言う方もいるかもしれませんが、それでも1年は長かったです。
適切なタイミングで実施するよう心掛けているのに中々授からない。
すると行為に対して義務感が先行し、それが苦痛となり、どんどん気持ちが後ろ向きになる悪循環に陥ってしまいました。
ですが、後ろ向きのままでは上手くいくものもいきません!
私たち夫婦が妊活していた1年の間に実施した取り組みや、その時期ごとの考察などを紹介していきたいと思います。
妊活中に取り組んでいたことは以下の通りです。
【取組一覧】
- 体質改善
- ダイエット
- 基礎体温表をつける
- 排卵日チェック
- 精子量検査
- 午前中に行為
- 生理周期の調整
- 一度妊活をやめること
- ストレスの軽減
何より重要なのは夫婦間で話し合うこと!!
なかなか授からないなぁと悩んでいる方々にこれを読んで少しでも参考にして頂ければ幸いです。
男性にできることもたくさんありますので他人事とは思わず、出来ることを試してみましょう!
妊活1~3ヶ月目
前回の生理から逆算して次の排卵予定日を特定する。
↓
排卵予定日あたりに行為をする。
【考察】
- 妊娠~流産後、生理周期が安定せず、正確な排卵予定日が特定できていなかった
- 排卵予定日あたりに1度だけ実施しても仮に排卵予定日後に実施していた場合は手遅れとなっている
【ポイント】
- 予定日の数日前、当日、次の日くらいで実施すると、精子も2,3日は子宮内で生きているそうなので効果的だそうです
- ピルを飲むことで生理周期が安定し、その後に妊活をするという場合もあるそうです。(ウチの妻はピルが身体に合わず使用しませんでした。)
このころは流産の傷も徐々に癒えてきてこれから頑張ろうねと前向きになっていった時期だったと思います。
妊活4~6ヶ月目
排卵予定日の前々日あたりから繰り返し行為をするようにしました。
それでもなかなか授からない。。。
【毎回頑張っているのになぜ出来ない!?】
この辺りから妊活に対するマイナス感情がどんどん溜まっていきました。
男性側の心境前回の生理がここで、排卵日はこの辺だから、〇日と□日と△日は必ずやるからと言われると義務感が増し、行為自体が億劫になってくる。
人によりますがたかやんjrは大人しい子なのでそこで萎縮する(行為時になかなか元気にならない)こともあったりします。
種馬ってこんな感じなのかなぁとか余計なことを考えつつ気持ちも入りません。。。

最初は次頑張ろっかと話していました。
ですがそれが続くと『またか』という気持ちからあまり触れなくなり、自分に問題があるのかなとマイナスなことばかり考え始めてしまいます。
そして、言わなくても相手には当然伝わります。
・行為が作業のようになる
・女性として見てもらえていない。
・気持ちよくもないし悲しさが増す。
赤ちゃんが欲しいのにできない。
妊活開始から半年経った頃が1番暗い雰囲気になっていたように思います。
このままではいけないと私たちは話し合いました。
そこで出た結論が以下になります。
子供はもちろん欲しいけど、2人の時間をもっと大切にしよう。
2人だけの時間をもっと楽しもう!!
雰囲気が悪いと赤ちゃんだって来たくても来てくれませんよね。
ここでの気持ちの切り替えが私たちにとってとても大きかったです。
妊活7、8ヶ月目
このタイミングで妊活は思い切って休憩!
これが良い結果につながったように感じます。
- 1度排卵日は気にせず、排卵日周辺に集中して行為をすることをやめました。
- そして、排卵日周辺だけ狙ってやるのではなく、普段から行為をする習慣を作っていくようにしました。(週に1回はなるべくしようといった感じで。)
- 食事による体質改善やダイエットを試みる
意識しないようにしたことで、ストレスも軽減し、少しづつできる事をやっていこうと前向きになったことで、気持ちも軽くなり、夫婦間の関係も良くなっていきました。
また、流産後安定しなかった妻の生理周期が安定しだしたのもこの頃です。
【たかやん、6kgの減量に成功!】
ダイエットにも挑戦し、6kgの減量に成功しました。
私の場合、ランニングとかは続かないので、家で何かをしながらできるようにエアロバイクを購入しました!
意外とコンパクトなサイズもありますので、そこまで場所も取りませんし、何より動画を見ながら、本を読みながら出来ることが私にはピッタリでした。
皆さんも検討してみてはいかがでしょうか♪
※女性は過度なダイエットは良くないといわれていますのでご注意ください。
妊活9~12ヶ月目
休憩期間を開け、改めて本格的に取り組みました。
- 精子量検査をする
- 排卵日チェッカーで排卵予定日を明確にする
- 可能な場合、行為を午前中にする。
- 排卵予定日の前々日あたりから繰り返し行為をする。
【精子量検査】
1度妊娠はできているからと避けていましたが、精子量検査を実施しました。
結果は問題なし!
気持ちが楽になり、自分に自信を持つことが出来ました。
もし結果が悪かったとしても早めに対策が立てられます。
実施していないという方は1度試してみることをオススメします。
病院に行くのはちょっとという方には簡易検査で郵送で且つ安価に調べることができます。
ちなみに私も以下の検査キットを使用しました。
【排卵日検査薬】
妊娠検査薬は知っていましたが、排卵日検査薬もあるんですね!
これを使用することで、精度も上がったと思いますのでオススメです♪
結果として12ヶ月目にして赤ちゃんを授かることが出来ました。
絶対にこれのお陰だというのは正直分かりません。
ですが、様々な取り組みが複合して今回の結果に繋がったのかなと思っています。
※行為を午前中に変えてみる
相手も違いがはっきりと分かるほど夜より元気でした(笑)
これから寝るというタイミングよりも身体のコンディションが非常に良かったです。
妊活を振り返って
早く妊娠するために効果が出そうなこととして、体質改善、規則正しい生活、行為の回数を増やすことなど、行動面に目が行きがちです。
一見忘れがちな精神面に目を向けることが非常に大切だと感じました。
「今月こそは絶対に!!」と意気込んでいるとそれがかえってプレッシャーになってしまうことも多々ありました。
(プレッシャーに感じるあまり鬱になってしまう人もいるそうなのでご注意ください。)
私たちも「妊活」は正直もう辞めようかな…辛いな…と感じたことが何度もあります。
ですが妊活をきっかけに男女の体の仕組みや違い、そして生命の誕生とはどれだけ奇跡に近いことなのか知ることができました。
夫婦で子供について真剣に話し合うこともできました。
今妊活に悩んでいる方は、自身の身体だけでなく、パートナーの身体の状況についても知る事、自分たちは妊活についてどうしたいのか納得するまで話し合うことを推奨します。
以上になります。
読んでいただきありがとうございました。