
こんにちは、たかやんです。
約5年前の話になりますが、軽い気持ちで社労士資格の取得を目指し、途中大変すぎて目指したことを後悔しましたが、1年半かけて2度目の挑戦(2016年)で取得することが出来ました。
その時の勉強法などをまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。
【合格までの流れ】
6カ月勉強 → 試験 → 不合格(-_-)zzz →少し休憩
タバコやめる → 10ヵ月勉強 → 試験 → 合格!
1回目の受験は過去最低合格率(2.6%)の年にぶつかってしまい撃沈。。。
運も悪かったのですが、勉強時間も足りていなかったので、当然の結果でした。
その翌年、タバコもやめて再挑戦しなんとか合格しました!
タバコをやめたから合格できたわけではありませんが、少しは効果があったと思います。笑
社労士に限らず、資格取得を目指している方の参考になるかと思いますので読んでいただければ幸いです。
この記事はこんな人にオススメ!
- 社労士を目指している方
- 資格の勉強をしている方
- 勉強が長続きしない方
目次
私が実施した勉強法
私は本気になったらでお馴染みの『資格の大原』の社労士講座(通信講座)で勉強をしました。
※ちなみに独学は難しいと思います。独学だと法改正などに対応しきれない可能性があるため。ちなみに法改正の箇所はほぼ試験に出ると言われていますし、実際そうでした。

勉強法は非常にシンプルです。
①DVDで授業を受講する
②過去問を繰り返し解く
以上
ふざけているわけではなく、本当にやったことはこれだけです。
予備校講師からもとにかく過去問を何度も繰り返し解くことと言われています。
最初は半信半疑でしたが実際に繰り返していて確かにその通りだと実感しました。
社労士試験って基本的には出題された内容を知っているか知らないかだけの話ですので、何度も解いて体に浸透させていけばいつかは解けます!
但し、合格した人の多くに共通することは過去問を繰り返し解いた回数がとんでもなく多いはずです。
私の場合、物覚えも悪いので合計で2万問くらいは解いているはずです。
(同じ問題を5~8回は解いている)
逆に言うと
「2万問解けば合格水準に届くレベルには誰でも到達できる」
と私は思っています。
ただ、それを続けるのは非常に難しいです。
労基法、労災保険、雇用保険、国民年金、厚生年金、健康保険など出題範囲が多岐にわたるため、様々な問題に対処できるようにしなければなりません。
ということは、必然的にかける時間が長くなり、長丁場の戦いになることが分かります。
※詳細は下記リンクをご参照ください
社会保険労務士試験オフィシャルサイト
必要な勉強時間は1年~1年半くらいと言われています。
私も普段は会社員ですので、常に勉強できるわけではなく、仕事終わりや仕事の前など隙間時間で
勉強することになりますが、仕事をしながら勉強を続けていくというのは本当に根気が必要です。
では、そんな長丁場の戦いをどう乗り越えたのか紹介していきます。
資格取得のための4つのポイント
なぜ合格できたか考えた時に下記4つのポイントがうまくできていたのかなと思います。
- 勉強するための環境作り
- やる気の波をコントロールする
- 月の勉強時間をコントロールする
- 模試はできる限り受けること
それぞれについて、紹介していきます。
勉強するための環境作り
社会人の場合、休日はともかく、長い時間を勉強のためだけに費やすことはできません。
勉強の時間とそれ以外の時間のメリハリをつけて、短期間で集中するために、勉強をするための環境を作ることが重要です。
私の場合は、『家で勉強は一切しない』というルールを決めました。
家はリラックスできる場所にしたかったのもありますし、何より漫画やゲームなど様々な誘惑があって集中できません。笑
(ちなみにテレビはずっと見てしまうので捨てました。)
気持ちの切替が可能な方は、家が一番コスパも良いので、家にしましょう!
ではどこで勉強したかというと、下記3つを試し、一番集中できた『勉強部屋』を選びました。
- 喫茶店
- 図書館
- 勉強部屋
喫茶店は気軽に利用できる場所としてはいいのですが、あまり長居は出来ないのと、騒がしい時もあるので、気分転換として利用する程度にしていました。
図書館は周りに勉強している方も多いので自分もやろうという気になりますし、勉強場所としては最適だと思いますが、必ず席が取れるとは限らないというのがマイナスポイントかなと思います。
勉強部屋とは?
私が利用していた『勉強部屋』とは、自習室のような部屋に間仕切りの机がいくつも並んでおり、自分専用の机を月額1万円程度で借り、そこで勉強するというものです。
自習室イメージ例
テキストやノート、筆記用具などは全て、鍵付きのロッカーにしまうことも出来るので、手ぶらで行って手ぶらで帰るというのが非常に楽でした。
皆さん勉強していますので、非常に静かな部屋でしたが、その部屋に入ることがある種のスイッチになっていたように思います。
何より毎月勉強するためだけにお金を払って勉強スペースを借りているので、とにかく勉強しなければという気持ちにさせてくれる場所でした。
やる気の波をコントロールする
勉強を続けていれば誰にだってやる気のある時期とない時期はあるかと思います。
時間が限られている社会人にはこの「やる気のある時」にどれだけできるのか?という事が重要になってきます。
私の場合は、やる気のないときはダラダラやっていても仕方ないので、今一番自分がしたい事(漫画を読む、飲みに行く、何もしないでぼーっとしている等々)を『あえて』するようにしました。
※あくまで私の場合ですが、参考程度に読んでくださいね!笑
- あえて、自分がしたいことをやると、罪悪感がどんどん大きくなっていきます。
- それでもゲームをクリアするまで続けたり、漫画を全巻読み終わるまで、あえてやり切ります。
- すると、罪悪感が溢れて爆発し、賢者モードになります。
- 俺はなんて無駄な時間を過ごしたんだろう、、、ほんと何をやっていたんだ、、、後悔の連続です。
- このままじゃダメだ、勉強しよう!←ここでやる気モード
結局、自身の心のどこかには「やらなければならない」という気持ちがあるので、何か別の遊びをやっていても罪悪感が常に膨れ上がっていきます。
その時は基本的に流れに身を任せて自分の罪悪感が溢れて、やる気スイッチに切り替わるのを待つようにしています。
まぁ、やらない理由を排除していくともうやるしかなくないんですよね。笑
だから、どうしてもやる気が出ない場合は無理に勉強を続けるのではなく、気持ちの整理ができるまで一旦堕落しきってしまうのも一つの手なのかなと私は思っています。
月の勉強時間をコントロールする
社労士試験の勉強は約1年と長期間の戦いになるため、まとめて一気にやるのではなく、毎日短時間でも自分のペースで進み、継続していくことが非常に重要です。
やりがちなのは勉強を開始した当初、やる気があるので一気にやり、その後トーンダウンしていくパターンです。
いきなりエンジン全開でやってもすぐに疲れてしまいますので、短い時間から徐々に体に慣らし、少しずつ勉強時間を増やしていくことが重要です。
毎日勉強時間を記録する癖をつける
私は時間をコントロールするために『Studyplus』というスマホのアプリを使用しました。
科目ごとに勉強した時間を登録していくことで、日・週・月単位、科目別に学習時間を視える化できるアプリです。
勉強時間を記録することで、進捗が悪い時の調整も容易になりますし、逆にやりすぎてしまった場合にもう少しペースを落とすという選択もできます。
以下は、私の実際の勉強時間の推移です。

私の場合は週20時間を学習目標時間に定め、週単位にそれが達成できているか見るようにしました。
そして、慣れてきたら徐々にペースを徐々に上げていきます。
試験月である8月にピークが来るように調整していき、5月に頑張りすぎてしまったので、6月に少し落とすなどして調整しているのが分かります。
こういう言い方しているとアスリートっぽいですね笑
また、時間というものは積み重ねていくものですので、
「自分はこれだけやったんだ!」
という自信にもつながりますし、それがモチベーションにも繋がると思います。
なるべく勉強時間は視える化するようにしましょう!!
模試はできる限り受けること
模試は本試験の「予行演習」として試せる絶好の機会です。
予備校側も開始と終了時刻が本試験と同じになるように配慮してくださっている所が多いはずです。
ですので、本試験に臨む時と同じ状況を作るように試みてみましょう!
- 前日の夜ご飯
- 前日の就寝時刻
- 当日の起床時刻
- 朝ご飯
- 昼ご飯と飲み物
などなど
模試の時にあまり良くなかったものは変更し、良かったものはそのまま本試験でも実施するようにします。
私は模試の日と同様に、朝会場に到着したらレットブルを飲み、昼ご飯も模試の時と全く同じものを食べました。笑
出来ることは何でもやっておくという気持ちが重要なんじゃないかなと思います。
一度落ちているのでもう落ちたくないという気持ちから色々やりすぎてしまった気もしますが、良かったら参考にしてみてください!
誤算だったのは試験日の前日、隣の部屋で夜中に宴会が始まったことです。
(1週間くらい前に引っ越してきた様子)
注意しに行こうかとも考えましたが、早く寝ることに努めて何とか寝ることが出来ました。
準備をしていてもイレギュラーはつきものですね!笑
仕事の都合などで模試を受けられない方も、模試の試験問題を取り寄せるなどして、同じ時間から開始し、同じ時間で終了するように実施してみてください。
試験の日の流れが見えてくると思います。

最後に
今回は社労士試験に合格できた理由ということでまとめてみました。
問題の解き方は、予備校の講師が教えてくれたものが一番正しいと私は思います。
その道のプロですしね!
問題なのは、「どう継続していくか」だと思います。
これについては、私が書いた内容が誰にでも当てはまるというわけではありませんので、自分なりの方法を見つけていくしかありません。
この記事が資格取得を目指している皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
以上になります。
読んでいただきありがとうございました。