
こんにちは、たかやんです!
妊婦さんはアルコールやタバコはNG、カフェインも大量には摂取しないほうがいいというのは女性はもちろん、男性でもご存知の方が多いかと思います。
【一般的によくNGと言われているもの】
- アルコール
- タバコ
- カフェイン
- 生魚
- 生肉
アルコール、タバコは胎児に大きな影響が出るため妊娠と判明したらすぐにやめるようにしましょう。
カフェインについては飲んではいけないというわけではなく、少量であれば問題ないようです。
今回、よく分からなかったのは『魚』についてです。
生のものは食中毒が怖いので食べてはいけないとは聞きますが、魚の場合、水銀を含んでいるから食べてはいけないとも聞くし、『結局何がいけないんだ???』と疑問に思ったためまとめてみました。
目次
分かっているようで分かっていない魚のNG理由
魚を食べること自体がダメなのかというと決してそんなことはありません!!
タンパク質やDHA、カルシウムなど重要な栄養源となるため、厚生労働省のサイトでも『妊婦および出産のための栄養のバランスの良い食事には欠かせないものです。』と記載されています。
魚を食べる際は以下2点に注意する必要があります。
水銀の注意すべきポイント
ポイントは以下2点になります。
- 食べる魚の種類
- 食べる魚の量
魚の一部(マグロなどの大型魚類に多い)には自然界に存在する水銀が食物連鎖によってより多く魚の体内に蓄積されている場合があるそうです。
そのような魚を大量に摂取してしまうと、体内に水銀を多く取り込んでしまい、胎児に影響が出る可能性があるため、特定の種類の魚を食べるときは、食べる量を制限する必要があるそうです。
【注意が必要な魚】
→キダイ、マカジキ、ミナミマグロ他:1回80gを週2回まで
→キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチ他:1回80gを週1回まで
【得には注意が必要でない魚】
→キハダ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ
こうやって見ると、よく食べる魚の中で注意すべきなのはマグロぐらいで、サケやアジ、サバなどはいくら食べても問題ないみたいですね!
※詳しくは厚生労働省のウェブサイトを参照ください。
(『厚生労働省 お魚について知っておいてほしいこと』 で検索)
食中毒(リステリア菌)で注意すべきポイント
魚を含めて、以下のような(基本は加熱処理していないもの)ものは食べるのを控えたほうが良いそうです。
- 生魚、生肉、生卵
- ナチュラルチーズ(加熱殺菌していないもの)
- 生ハム
- スモークサーモン
- 肉や魚のパテ
上記の『水銀で注意が必要でない魚(サケやアジ、カツオなど)』であっても、生魚は基本的に食べないほうが良くて、さらにスモークサーモンやパテも控えたほうがいいようですね!
リステリアは加熱により死滅するので、加熱して食べることが一番の予防対策になるようです。
だから、生魚(お寿司も)はNGなんですね。。。。残念です。
※詳しくは厚生労働省のウェブサイトを参照ください。
(『厚生労働省 リステリア菌』 で検索)

妊娠中に控えるべき意外なもの
調べていて良くない(注意すべき)と知った3つを挙げてみました。
- ローストビーフ
- 栄養ドリンク
- カモミールティー
ローストビーフ
生はダメでも火を通していればいいんじゃないの?
と思っていたので、意外に感じましたが、食べないほうが良いそうです。
理由は上記の通り、リステリア菌(食中毒)の恐れがあるためです。
注意しましょう!
栄養ドリンク
妊娠中につわりの症状もあり、中々思うように食べられない時もあるかと思います。
それを補うために栄養ドリンクを飲もうとすることもあるかもしれませんが、コレは注意が必要です。
入っている成分をチェック!!
成分にカフェインなどが入っている場合があるそうなので、成分をチェックした上で使用するほうが無難かと思います。
カモミールティー

ハーブティーはカフェインが入っていないため、妊婦さんも気にせず飲めるものとされていますが、ハーブティーの一種である、カモミールティーは子宮を収縮させる作用があるため妊娠中は控えたほうがよいと色々なサイトで出てきました。
ただし、これはあまり根拠のない内容のようです。
(厚生労働省のページには『妊娠中、あるいは授乳中のカモミール摂取の安全性についてはほとんどわかっていません。』と記載されています。)
情報に踊らされている感もありますが、不安であれば控えておくか、産婦人科の医師に相談するのが一番かと思います。
最後に
今回のポイントは以下になります。
- 妊婦さんは通常時よりも免疫力が低下しているから食中毒には最新の注意を払おう!
- 生の食べ物は魚や肉に限らず控えるようにすること。
- 種類と量(水銀)、そして生でないこと(リステリア菌)に注意すれば、魚は積極的に摂取したほうが良い。
これは妻(妊婦さん)だけの問題ではなく、私自身(旦那)の問題として、一緒に乗り越えていく必要があると私は思います。
今回調べてみて、身重の身というだけで大変な思いをしているにも関わらず、食べ物なども我慢しなければならないことが多いと改めて知りました。
やはり、妻だけが我慢するのではなく、一緒に我慢できるものはしようと思います。
我慢ではなく、出産後の楽しみにとっておくという気持ちで、2人で乗り越えていきたいです。
以上になります。
読んでいただきありがとうございました。