
男性は経験することのないつわり。
つわりってどのくらい辛いものなのでしょうか?
大小の差はあれど8割くらいの妊婦さんが経験するとされる『つわり』
中には出産よりも辛く、人生で一番つらかったと感じる方もいるそうです。
今回は「つわりに対する男性の認識不足を解消し、つわりに苦しむ奥さんへ少しでも手助けになるような内容」を目指してブログを書いていこうと思います。
そもそも『つわり』ってどういうもの?
妊娠初期(4週から15週頃)に見られる症状で、嘔吐や頭痛など身体に様々な変化が起こるそうです。
また、明確な原因も解決策も見つかっておらず、収まるのをひたすら待つしかないという何ともしがたい憎らしい存在です。
『つわり』というと、気持ち悪くなって食べても吐いてしまうものと私はイメージしていましたが、様々な症状があるそうです。
- 吐きつわり
- 食べつわり(※)
- よだれつわり(※)
- 眠りつわり
- 頭痛やイライラ
- においに敏感になる
- 食べ物の好みが変わる
ウチの妻は上記全てを経験しており、ようやくほとんどの症状が治まってきましたが、「よだれつわり」は未だに治まっていません。
お医者さんからも出産まで続くかもね。と言われたそうです。。。
※食べつわり
常に何かを口にしていないと逆に気持ち悪くなってしまう症状。
甘いものなどを食べ過ぎてしまうと妊娠糖尿病になる恐れもあるため、食べるものにも注意しなければなりません。
※よだれつわり
唾液が異常に分泌される。
また、飲み込むと気持ち悪くなってしまうので、外出する際は空のペットボトルを常備して口の中に溜まってきたら吐き出すようにしていました。
飴も効果的だったそうです。
余談ですが私の母もつわりが酷く、何を食べても全て吐いてしまい、脱水症状で1ヵ月以上入院していたそうです。
母曰く「食べれるものを食べれるときに、何でもいいから食べなさい」
だそうです。
すぐに吐いてしまっても少しは胃に残っていて体に吸収されるので、食べれるときは少しでも食べたほうがいいそうです。
私は1人っ子で兄弟が欲しいなと思ったこともありましたが、子育てをしながら同じような状況になったらとてもじゃないが体がもたないということで、2人目は断念したそうです。
胎児の頃から手がかかってしまって申し訳ない。。。
つわりに対する認識の違いから起こる夫婦間の衝突
私もそうですが男性は経験できないので理解もできなかったり、認識の違いから喧嘩になってしまったりすることもあるかと思います。
私たち夫婦もこんなことがありました。
体調が悪い妻に大好きな抹茶のスイーツなら食べられるだろうと思い、買って帰る。
↓
妻「ありがとう。後で食べるね。」
↓
数日後、冷蔵庫を開けるとまだ手もつけられていない
↓
せっかく買ってきたのに何で食べてくれないのかと余計なことを言ってしまう。。。
↓
妻「食べたいと思えないの!分かってよ!」
↓
ここで喧嘩が勃発
妊婦さんにとってはあるあるなのかもしれませんが、「食べ物の好みが変わる」ことによって生じた衝突でした。
但し、これも妻の状況を理解していればこのように対応できます。
「何か買ってきてほしいものある?」
「今何が食べやすいかな?」
『事前に確認する』これをするだけで余計な喧嘩を防ぐことにつながります。
また、奥さん側も「私の体のことを考えて理解してくれようとしているんだなぁ」と感じるそうです。
私は、「妻の大好きなものを買っていってあげるんだからきっと喜んでくれるだろうなぁ」という勝手な思いで、事前に聞いたりもしませんでした。
結果、食べてもらえないという予想外の展開にイジけてしまい、そこから喧嘩に発展するというしょうもないことをしてしまいました。
自分の好意や善意が相手に対してはただの押し売りとなっていることに全く気付けていませんでした。
妻も体調が万全であればきっと喜んでくれたでしょう。
しかし、今は体調も悪く、思うように動くこともできない苦しい状態です。
そんな時は独りよがりになるような行動は避け、完全に理解することはできなくても、寄り添い、積極的に家事や買い物などできることを1つ1つ実行していきましょう。
男性の皆さんへ
『つわり』という状況に慣れてはいけない
つわりが続き、普段見たことのないパートナーの状態(辛すぎて泣き出してしまったり、食べてもすぐにトイレに駆け込んでいる姿)を見て、最初は当然心配もするでしょう。
背中をさすったり、出来ることは何でもやる、そして『心から』心配していれば相手もきっと心から安心すると思います。
しかしそんな状況にもいつか慣れが来てしまい、背中はさするけど、買い物も家事も出来ることはやっているけど、、、
- 心から心配し、その事を伝えられていますか?
- この状況に慣れてしまい、日常として捉えていませんか?
こんなことを言うのは私も慣れてしまって気持ちが入っていない時があったからです。
(当然やっているよ!という方には大変申し訳ございません。素晴らしいことですので続けてあげてください。)
気持ちが入っていなければその感情は妻にも伝わります。
それが原因で余計に不安定になってしまったり、衝突することもありました。
こんな言葉をかけてあげるときっと伝わります。
「もう少しで終わるからね。」
「赤ちゃんもママのこと応援してるよ。」
「いつも頑張ってくれてありがとう。」
「一生懸命お腹で育ててくれてありがとう。」
最後に
つわりは二日酔いのように1日、2日で終わるようなものではなく、数ヵ月続きます。
このことを理解して接することができればきっとパートナーも安心して生活できるようになると思います。
男性には中々理解できない『つわり』について私も全て理解しているとは言えませんが、出来る限り妻に寄り添い、安心して生活できることを心掛けていこうと思います。
以上になります。
読んでいただきありがとうございました。